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テニス(主に観戦)とキム・クライシュテルスと軽井沢をこよなく愛する日々。
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『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』
もう1週間前ですが、シアタートラムに『楽屋』を観に行きました。
大好きな蒼井優ちゃんはじめ、
小泉今日子、村岡希美、渡辺えり(子がとれた名前、いまだに慣れないんですが)
といった4名の女優さんが演じる、4人の女優たちの物語。
(キョンキョンは女優じゃなくてアイドルか?)
なんといっても演出が生瀬勝久さん!
どんな舞台になるんだろ~~~、とすっごくワクワクしながら劇場へ。

清水邦夫作の、とても有名な戯曲ですが、
私は観るのも初めて、あらすじもちゃんと知らない状態で行きました。
へたに調べずに行ってよかった。
ネタばれになるので詳しくストーリーなどは書きませんが、
感想としてはただひとつ。




蒼井優がすごかった。




4人の中で一番最後に登場するんですが、
その瞬間、舞台上の空間がまるごと、
彼女の妖精のようなオーラに包み込まれた気がしました。
それまでの数十分間、
キョンキョンのアイドル喋り(語尾が…どうにかならんか)と
渡辺えりの、あぁそのままだよなあ的芝居に、
ちょっと観客としての立ち位置すら見失いそうになっていたんですが、
蒼井優の素晴らしい可愛らしさと演技を堪能できて、
もうそれだけで大満足。
蒼井優の登場で、ようやく村岡希美の演技の着地点ができた感じ。
そして、あの倒れ方…。
まるで空気のような。
体が羽毛でできているんじゃないかと思うような。
音も立てずに、ゆっくりと、、、、時間の流れ方が、突然変わってしまったかのような。


天才だ。
もともと映像での演技は天才的と思ってたけれど。
舞台は別モノだから、どうなのかなと思っていたけれど。
舞台でも、天才でした。
声もすばらしいんですよね。
透明感と張りのある、個性的すぎない、耳に心地のよい声。
そういえば、『鉄コン筋クリート』のシロ役も、あまりにシロそのもので、びっくりしたもんなぁ。
私が演出家とか映画監督とかカメラマンとか、なにかを表現する人だったら、
絶対に使いたいと思ったに違いないし、1度一緒に仕事をしたらヤミツキになりそう。


独特の、ふんわりした雰囲気が彼女らしさではあるけれど(つまり森ガール的な)、
そのイメージに縛られず、汚いのも狂ったのも、、、いろーーんな役をやって、
このまますくすくと、幅の広い女優さんになっていって欲しいものです。
(明らかに余計なお世話だな)



そうそう、ストーリーそのものも、良かったです。
「いつ報われるか解らない努力だとしても…」
胸にずしんとくるものが、ありました。


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