FC2ブログ
テニス(主に観戦)とキム・クライシュテルスと軽井沢をこよなく愛する日々。
page top
Brisbane …Amazing Final!
キムとエナンのドリームファイナル。
ちょうどこの時間帯に、前々からテニスの約束を入れてしまっていたため、
泣く泣く家を出ました。

そして先ほど帰宅。
結果を見ずに、YOUTUBEで10分間、観戦しました。
http://www.youtube.com/watch?v=ynlPdpRncww


…なんてすごい試合だったんだ。
これ、ベストマッチのひとつとして、歴史に残るのではないでしょうか?
WOWOWまたはGAORAは、絶対に放送すべき!! 放送してほしい!! 
頼むから放送してください!!

超高速ラリーの応酬が続く、続く。
キムもエナンも、打つタイミングの速いこと!!
エナンのラリーにキムがついてゆけないなんて言ってたのは誰??
見たかペトロワ! これがキムだ!
エース級のパワーヒットや絶妙なドロップショットがお互いに一発で決まらず、
おかげで目を見張るようなスーパープレーが次から次へと繰り出される。
二人の運動能力の高さと調子のよさが化学反応を起こして、これ以上ないおもしろいゲームになってました。
10分の間、「Woooow!!」と、エセ外国人みたいな歓声を上げ続けた私。

私が観たかったキム・クライシュテルスの本当の姿が、そこにありました。


印象的だったのは、6分ちょっと前くらいの、ふたりの表情。
ネット際の攻防のあと、エナンが悔しそうな表情から、笑顔に変わる。
それを受けてキムもちょっと笑う。
こんなふたりの表情、以前の試合では見たことがなかった。もっと悲壮でした。
必死な中でも、このハイレベルな闘いの時間を楽しんでいる、そんなふたりの表情がとっても嬉しかった!
(エナンが復帰に際して、「今度はもっと人間関係を大切にしたい。ファニーな自分も見せたい」と言っていたと思うのですが、これもその一環か?)

それから、今回キムの“進化”が見えたことも、とても嬉しかった。
全米のときは、正直言うと、進化とまではいかないかなあ、、、と
思っていたのですが、これで安心。
【進化その1】
2セット目の途中から、たぶんガタガタと崩れたタイミングがあったのでしょう、
セットをとられて、ファイナルセットもずっとリードされる展開。
以前のキムだったら、そのまま負けてた。
いらいらするか、弱気な表情を見せるかして、負けてたはず。
でも、今回は負けなかった!!
マッチポイントで決まったと思ったバックハンドストレートをアウトとコールされ、
その後ポイントで追いつかれても、ずるずるといかなかった。
これは精神的な、大きな進化です。結婚してよかった、よかった。
【進化その2】
エナンと同様、ヒッティングポイントが前より速くなってる(と思う)。
【進化その3】
決勝以外の試合でも感じたのですが、スライスの使い方がうまくなってると思う。
昔は、もっと中途半端だったイメージが。
【進化その4】
読み合戦にも、今回は勝っていたのではないかと。
以前は、パワーに頼って単調な配球に陥り、ことごとくエナンに読まれてました。
私ですら、「あーーーそっちじゃないよ!!」って思うこともしばしば。
逆にエナンに逆をつかれることが多かった。
今回は、強打を打ち込みながらも、単調じゃなかった気がします。
エナンが動けない場面もあったし。


ああ、観ていて本当におもしろかった!
どれだけハイレベルだったかは、キムの「スプリット」が多く出ていたところからも
分かります。
全米であれをほとんど見せなかったのは、プレースタイルが変わったとか
体に負担がかかるから避けてるとかじゃなくて、
「そもそも見せる必要がなかった」からだというのは分かっていました。
ラリーで、そこまでキムを追い込んだ相手がいませんでしたから。
また、今スタッズを確認したら、
ふたりのトータル獲得ポイントは109-109と、まったくのタイでした。。。
キムも自分で言ってたけど、
いきなり新年一発目の大会でこんなにおもしろい試合を見せられたんじゃ、
がぜん期待のハードルがあがっちゃいます。


これで、キムの頭の中から「エナンの亡霊」が消えてくれたでしょうか。
そうでありますように。
グランドスラムという特別な舞台ではなかったけれど、周囲からの注目度や
ふたりの勝ちたい気持ちは、それに匹敵するものだったと思うのです。
全豪で当たるか当たらないかは神のみぞ知る、ですが、ちょっと期待しちゃうのは、
準決勝にキム、エナン、セレナ、シャラポワ(或いはヴィーナス)が勝ち残るという展開。
キムvsセレナ、エナンvsシャラポワだとベストかなー。
私、エナンがシャラポワをバタバタと走り回らせて仕留めるのを観るのが、
なんともいえず好きなんですよね。ごめんねシャラポワ。
とにかく、ベルギー勢には分かれてもらって。


キムとエナンが、二人そろって体調的にも精神的にもいい状態で
シーズンを迎えられたのは、なんと(あの悪夢の)2003年以来?
そこに、シャラポワとウィリアムズ姉妹がグッドコンディションで絡んでこられれば、
2010年は、女子テニスの黄金期になるかもしれない。


しかし、復帰1大会目で、これほどのテニスを見せられるエナンって…。
この試合に負けたことで、全豪ではさらに精度を上げてくるはず。
彼女にはウィンブルドンを獲って生涯グランドスラムを達成してほしいとは思うけれど、
全豪は、キムに獲ってほしいです。
エナンが、絶対的なクレーの女王であるように、
ハードコートの女王という肩書きを、キムにもあげたい。
でも、シャラポワもセレナも、ハードコートが得意なのよね…だから難しいのよ。


この優勝で、キムのランキングもぐぐっとジャンプアップかな~と期待して計算してみたら、
あらら。
15位どまりか。
もう、一気に3位くらいにしちゃってもいいと思うけど(笑)。



スポンサーサイト
© べえろぐ. all rights reserved.
Page top
FC2 BLOG